
福岡市博多区にある
リサーチ会社ジーコム生活行動研究所が実施したアンケートの結果、福岡沖地震後、7割が今後の地震に備えて対策を取っていることが分かったと報告しています。
今後の大規模地震について
「非常に不安がある」…15.4%
「ある程度不安がある」…53.2%
地震後の住宅意識
「活断層付近に住みたくない」…71.6%
「古い木造住宅に住みたくない」「地震保険には可入る方がいい」…4割超す
地震後の対策
「家具の転倒防止」…40.3%
「非常用持出し品の準備」「家族・知人との連絡方法の確認」…3人に1人
実際に被害にあった人では、9割の人が、2つか3つの対策をしている、という結果が報告されています。
(以上、8月20日付朝日新聞朝刊記事より抜粋しました)
そこで、まず、平常時にできることを、軽度から重度までを想定して、準備しておきましょう。
貴重品
貴重品は、通帳・印鑑・権利書・金銭・貴金属などのうち、日頃保管しておくだけのものは、そのまま持出せるようにひとまとめにしておきましょう。
金銭(現金)は、毎日の生活の中で置き場所が決まっているものです。すぐに持出せるように、ある程度保管場所を一定にしておきましょう。
生活必需品
貴重品以外の着替え・緊急の食糧・水・懐中電灯・ラジオなど、これは絶対必要というものを、普段からナップサックなどに準備して、できるだけ持出しやすい場所(玄関や戸外の倉庫)に保管してすぐに持出せるようにしておきましょう。
両手は使えるように、必ず背負うバッグに詰めておきましょう。
では、どんなものが緊急非難時に必要かというと、それは、次のようなものを指します。
固形救命食・レトルト米五目ごはん(水でできるもの)・ミネラルウォーター(ペットボトル)・救急セット・ラジオ・懐中電灯・コップローソク・緊急防寒毛布・すべり止め付軍手・透明ゴミ袋・布粘着テープ・ケンコーマスク・プラスチックホイッスル・ベンリー袋・非常用給水袋・綿タオル・カラフルフェイスタオル・ポリグローブソフト・非常持出袋
いかがですか?
これは、阪神淡路大震災に遭遇した人が考えてコンパクトにまとめたものです。さすがに、気が付かないものまで、見事にリストアップされていますね。
季節も充分に考慮しなければなりません。
11月−5月の間であったり、夜間や雨に備えて、防寒服や防寒毛布なども用意しておいたほうが無難ですね。
ラジオが最大の情報源、そして携帯電話も不通に!
家屋から離れた場所で安全を確保しながら待機しなければなりませんが、最新情報を得ようにもテレビを見る環境にありません。そんな時はラジオが一番役に立ちます。でも、電池切れ、なんてことがないようにしたい。
また、夜間には懐中電灯が必需品になります。
そして、忘れてならないのは、一時不通になっていた携帯が徐々に通じるようになった、でも、電池切れ、充電もできない…。これは実際に体験したことです。
自家発電装置付・携帯充電付・ライト付のラジオ、これが被災時の必需品です。
イザ、という時に備える方法
地震が来たら、日頃から想定して準備しておかなければならないがありますので、それを確認しておきましょう。
時間・曜日・状況に応じて、「外に出る」「避難する」の手順・方法を確認しておく。
家族でも、役割を決めておくことが望ましい。
→貴重品は親、避難グッズは子供、など。
ガスの元栓、大元栓、ドア、窓の開放、の担当を決めておく。
→ガスは親、外に出た最初の人が大元栓、窓はそれぞれの部屋の人が開ける、など。
マンションならば、エレベーターがストップした場合に備えて、非常階段・非常通路の確認。
→非常階段やベランダに大きなものは置かないこと。
→高層階の部屋は、非常階段が使えない場合も考えておく。
戸建ては、一時避難できる戸外で安全な場所の確認。
→外壁・かわらの倒壊や落下を想定し、安全な避難場所をあらかじめ決めておく。
マンション、戸建てともに、避難する公的場所の確認。
→地域の避難場所を全員が覚えておくこと。
以上のことは、最低限のこととして、徹底しておきましょう。
次に、就寝中・昼間を問わず、家族の中ですべきことを確認しておく。
避難用品をすぐに持ち出せる玄関や脱出可能な場所に、常に保管しておく。
→持出しやすい場所にセットされたものを置いておく。
パジャマなどから着替えがすぐにできるよう準備しておく。
→就寝時に襲われた場合は、パジャマから普段着に着替えなければならない。
動きやすく暖もとれるジャージウェアなどが望ましい。
→あわててしまってスリッパ、サンダルで飛び出さない。シューズを決めておくこと。
最低限の貴重品はすぐに手の届くところに一括して保管しておく。
→財布・腕時計・携帯電話・通帳・印鑑・保険証・各種保険証書・権利書はまとめておく。
一括して保管、持出しやすい状態にしておくことが望ましい。(通常は、親が行う)
こんなにも決め事があるんですね。
子供が小学生以下の場合は、子供がパニックになって何もできないことが多いので、その分、親は大変なのです。
実際に、子供がその場にうずくまって動けないことが多かったのです。
ここまで読んだだけでも、事前(日頃)の準備の大切さがご理解いただけるでしょう?
地震発生後は、知人・家族とも連絡が取れない状態が続くと想定すること。
発生直後から携帯電話、固定電話、携帯メールともに、不通状態が続く。
→携帯電話の持出しともに、充電コードも忘れずに。
日頃から家具・電気製品の倒壊防止に努めておく。
家具、電化製品の倒壊防止には最新の防災グッズで固定しておく。
3/20・4/20ともに、マンションの5階以上(場所によっては3階以上も)や一戸建てであっても、家具・電気製品の倒壊による被害がかなりありました。
3/20の時に突っ張り棒でタンスなど固定しましたが、4/20の時には全く効果なく、吹っ飛びました。